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整形外科最小侵襲手術ジャーナルNo.30

 2007-09-11
こんにちは。
秋雨っぽい雰囲気になって来ました。

今日は、御要望のありましたTFCC関連の書籍について。

正直、オススメ本やら、オススメの病院等は悩みますね。
満足頂けないと申し訳ないので。

TFCC損傷関連の書籍は、「あまり無い」のが現状です。

数少ない、手の外科専門書は…高い!!!

標準的な整形外科の書籍では「さわり」しか触れてないのが多く、
古い書籍ではTFCCと言う言葉すらありません。(手首の関節円盤って表現)

なので、私もTFCC関連の書籍探しは苦労しました。
あっちこっちの書店の医学書コーナーに行っては、整形外科コーナーを
端から端までチェックして。

随分と無駄?な本も買いました。(笑

そういった中で、これは少しは参考になるかなってのを幾つかゲットしたので
紹介したいと思います。

ただ、最初にお断りなんですが、紹介する本は医師向けの定期発行物ですので
一般の方には内容(用語)が難しいかもです。

私も本を読んで分からない事が多々あり、ネットでも載ってないので、
それを調べに医学書コーナーへ向かった事が何度もありました。(爆


まず、一冊目は、

整形外科最小侵襲手術ジャーナル(No.30)

TFCC損傷


特集が「最小侵襲から観たTFCC損傷治療の最近の動向」です。

「全日本病院出版会」発行の2004年2月号です。
価格は2.940円でもう三年前の本なんで、在庫が心配です。


―目次―とー見出しー

手関節尺側部痛の原因と鑑別診断 ー稲垣弘進ほかー
 
  手関節尺側部痛の原因疾患と,診断に際して必要な理学所見と
  画像診断を中心に記載した。
  それぞれの所見を総合的に判断する事が大切である。


TFCCのバイオメカニクス
TFCCの解剖と尺骨短縮骨切り術の効果 ー笹尾三郎ほかー

  遠位橈尺関節不安定症に対する尺骨短縮骨切り術の効果を
  解剖結果を基に検討し。.


TFCC損傷の画像診断 ー中村俊康ー
 
  手関節TFCC損傷の画像診断として関節造影,MRIについて述べた。

手関節TFCC損傷の鏡視下部分切除術 ー木戸健司ー
 
  最小侵襲の観点から手関節TFCC損傷に対する鏡視下部分切除術に
  ついて手術手技を中心に紹介した。


TFCC損傷の鏡視デブリドマン ー西川真史ー
 
  鏡視下TFCC部分切除治療の長期成績は良好な結果であった。
  正確な診断と切除手技が重要で,本法はTFCC治療の第一選択と
  と考えている。


ホルミウム・ヤグレーザーによる鏡視下デブリードマン ー藤原雅雄ほかー
(デブライドメント)
 
  ホルミウム・ヤグレーザーは鏡視下デブリードマンにおける
  軟骨損傷の回避と手術時間の短縮を可能としたが
  骨壊死を未然に防ぐために適切な使用が重要である。


TFCC損傷の鏡視下縫合術 ー柴田節子ー
 
  TFCC損傷の診断方法と手術適応に基いた分類,TFCC repair
  S-wierを用いた鏡視下縫合術の方法と成績について述べた。

TFCC損傷に対する保存療法(自然経過)と尺骨短縮術 ー水関隆也ー
 
  多くの三角線維軟骨複合体損傷は保存療法で痛みがとれる。
  性急な手術は戒めるべきである。難治性の症例では尺骨プラス
  変異のことが多く尺骨短縮術が有用である。


TFCC断裂を伴わない尺骨突き上げ症候群の病態 ー阿部幸雄ほかー
 
  尺骨突き上げ症候群の病態は十分には解明されていない。
  今回,Palmer分類に該当しないTFCC断裂のない同症候群の
  治療経験からその病態に対する疑問を提示した。


三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷治療のメタ分析 ー土井一輝ー
 
  TFCC損傷治療に関するEBMを満足する報告はない。
  半定量的研究も加えた検討でも,各手術方法において相当数の
  非治癒率が存在することより,TFCC損傷治療の再検討が必要である。



(↓画像クリックで拡大します)
手関節尺側部痛の原因と鑑別診断ーのページより



TFCC損傷の画像診断ーのページより



手関節TFCC損傷の鏡視下部分切除術ーのページより
 

関節鏡内はムズカしい~。今イチ、TFCCの立体的なイメージがつかん…。(笑


TFCC損傷の鏡視下縫合術ーのページより


TFCCの断裂と一口に言っても、沢山の断裂の分類があります。
それによって手術方法も違います。

TFCC断裂を伴わない尺骨突き上げ症候群の病態ーのページより


この記事は管理人的に興味深いです。

あとは、最後の

三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷治療のメタ分析の論文ですね。

非治癒率について触れてます。
成功例だけでなくそのようなデータ収集もとても重要です。

以上が、
整形外科最小侵襲手術ジャーナル(No.30)

の大雑把な内容です。

注意点は、
この書籍は、教科書ではなく、医師向けの論文である事。
論文だけに、それぞれ筆者の主観も入ってると思われるので、
読み手は俯瞰で読んだ方が良いかも。

あと、基本的に専門用語がビシバシです。(笑

そんなに治療方針に変化は無いとは思うが約4年近く前の書籍である事。

出来れば、購入前に実際に手に取って確認される事をお薦めします。

とは言っても、中々医学書を置いてある書店は無いですよね。

新宿にあるジュンク堂や紀伊国屋書店、有隣堂、丸善などには
医学書コーナーはありますが、バックナンバーの充実がどうか…。


手の外科専門書関連でも1記事くらいしか載ってない中で、
丸々一冊TFCC特集ってのは、結構貴重かもしれませんね。

整形外科最小侵襲手術ジャーナル(No.30)

以上、TFCC損傷関連本についてでした。
あと、何冊か紹介していきます。



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